国内旅行の需要とツーリストの若年化

今や格安航空券の存在のおかげで、海外旅行も珍しいものではありませんでした。
例えば30年も前であればパリに行くのにおよそ70万ほどしたといわれていました。
もはや贅沢ではなくなった飛行機での旅行、人々の意識が変わりつつあります。

国内がトレンドに

最近では中国や韓国などアジア諸国からの観光客が日本国内でも増え、爆買いというワードが頻発しました。
確かに、どこにいっても中国ツーリストの観光バスが止まっていたり、温泉地などに関しても中国語しか聞こえないなどといった現象が起きるように。
各地そういったことからマナー違反の観光客による被害などが話題として取りざたされています。
しかしながら、かつては日本人もそうであったと言われているのです。
海外旅行のブームが始まったころ、首からカメラを提げて眼鏡をかけている姿が日本人ツーリストのステレオタイプとして揶揄されるようになりました。

日本人ツーリストの今昔

今、中国やアジア諸国のツーリストをみて眉を顰める人もいますが、それはかつての日本人の姿であったといっても過言ではないのです。
そんな日本人ですが、ハワイや韓国など様々なブームを超え、今では世界中どこへでも旅をするようになりました。
富裕層が中心であった海外旅行者でしたが、今では格安航空券のおかげで学生であっても海外に行ける時代です。
そのため、旅行者の関心はどこにいけばよりよいサービスを受けられるのかといったことにベクトルが変わっていったのです。
おもてなしというワードが流行したように、日本の旅館や娯楽施設でのサービスは、他国に劣ることがありません。
今本当に需要があるのは、安くて近くて短期間で行ける、身近な国内なのです。

日本人は忙しい!?

海外では2週間ほどバケーションをとることが珍しくありません。
その為、遠くの海外や、離島などでゆっくり海辺で本を読んだりといった優雅な過ごし方をするようです。
しかしながら、日本では5日くらいのお休みを長期休みと呼び、弾丸での旅行を与儀なくされています。
そのためハワイ旅行であっても3泊などといった慌ただしい中でのスケジュールをいかに有意義に過ごすかがテーマとなりがちです。
しかしながら、勿体ないのがフライト時間です。その時間があったら温泉などでゆっくりしたい、そう考える人が増えるのも自然なことです。
短い休みのために、高いフライト代や燃油代を払いたくない、といった願いもLCCは叶えてくれます。
何万もした高い買い物は片道1万程度の費用となったので、学生のお小遣いやバイト代などでも払うことができ、旅行の若年化も進んでいます。


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